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遠隔地への移動を伴うUターン・Iターン転職活動には、ある程度まとまった資金が必要になります。
費用の相場や節約法を知っておきましょう。
面接にかかる費用は?
面接に出向く際の交通費は、企業によって異なりますが、1次面接では自己負担、2次面接以降は企業が負担するケースが多いようです。
複数企業に応募する場合、交通費を節約するためには、なるべく同じ日にまとめて面接を入れたいもの。それで収まりきらなければ、1泊2日、2泊3日くらいの滞在期間内で予定を組むといいでしょう。その場合は、宿泊費も必要になります。
なお、面接に赴く際、家族も一緒に同行して現地の下見をしておくのも手です。その場合は、家族の分の交通費もかかることになります。
引っ越しにかかる費用は?
賃貸住宅の契約には、敷金/礼金/仲介手数料/火災保険/前払い家賃などの費用が必要になります。敷金/礼金の有無や月数は地域ごとにも特徴がありますので、予算を見積もる際には転居先地域の賃貸契約の慣習を調べておくといいでしょう。
引っ越し作業を専門業者に依頼した場合、費用の目安は、東京~大阪(約400km)の距離で、単身者12万~25万円程度。3~4人の家族なら20万~45万円程度が相場のようです。少しでも費用を削るなら、「繁忙期(3月、9月など)を避ける」「平日を選ぶ」「時間指定をしない」「梱包作業は自分で行う」「複数の会社から見積もりをとる」などの方法があります。
実体験 キャリアアドバイザーのIターン
中四国エリア担当
キャリアアドバイザー
冨田 裕史
東京出身。妻の実家がある広島県にIターン転職
東京から広島へのIターン転職でしたが、実は広島には面接に行っていないんです。応募したのが全国展開している会社だったため、東京で面接を受けることができ、1回の面接で採用が決定。結果的に面接の交通費を浮かせることができました。
内定後、住居を探すため、妻と一緒に広島へ。ここで、2人分の新幹線代+1泊の宿泊費=約8万円の出費。事前にネットで5~6件の物件をピックアップしておき、2日間で物件の下見と契約を済ませたので、1回の往復のみですみました。
引っ越し費用はなるべく節約を心がけました。まずは複数の引っ越し会社から見積もりをとり、安いところを選択。その引っ越し会社のカレンダーで日ごとの料金差を確認し、割引がきかない月末を避けて引っ越し日を決めました。数万円の節約のため、荷造り/荷解きは自分たちで。また、車の運搬を依頼するつもりでいたのですが、料金がかなり高くなるので、自分達で運転して行きました。
事前に見積もっていなかった出費もありました。それは、前の会社に最終出社する際の交通費。月末付けで退職し、その翌月1日に入社するスケジュールだったため、前の会社の有給休暇消化中に引っ越しをし、30日に最終出社のために一度東京に戻ったのです。その分の交通費がかかりました。数万円程度の細かな金額でも、予想外の出費が重なると負担が増します。余裕をもった資金準備をしておきたいものですね。
私のIターン費用は、事前に見積もっていた金額が100万円で、実際にかかったのは60万~70万円。面接交通費がかからなかったこと、敷金/礼金が少ない物件を選んだことで削減することができました。