「ボーナスをもらったら転職活動を始めよう」「2月までに転職活動を終わらせ、3月は準備、4月より新天地で頑張ろう」そう考える方が、毎年この時期多くいます。例年であればこうしたスケジュール感で問題はありませんが、依然厳しい転職市場では転職活動期間が長期化する傾向にあります。
今回は、3カ月以内で転職を実現した100名にアンケートを行い、短期間で転職を実現するためのキーポイントを検証。すると、「目標設定」「選考準備」「面接の日程調整」の3つに注目すべき結果が得られました。
| 調査方法 | : | 外部機関によるWEBアンケート調査 |
| 実施期間 | : | 2009/10/9(金)~10/12(月) |
| 調査対象 | : | 3カ月以内以内に転職を実現された方100名 (実現手段問わず) |
2009年11月12日掲載
1. 3か月以内の目標設定

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3カ月以内で転職を実現した方に、「転職活動を始めたころ、いつまでに転職すると目標設定をしていたか」と聞いたところ、実に72%もの方が「3カ月以内」と回答(図1)。実際にアンケートに答えていただいた方々からは、以下のような声が聞こえてきました。
アンケート回答者の声
「下半期のスタートを必ず新しい会社で迎えると決めていた。目標を決めたことで、積極的にさまざまな企業を見ることができた」(32歳/N・Aさん)
「次のプロジェクトが始まる前に転職すると決めて、2カ月間は転職活動に集中した」(30歳/T・Aさん)
キャリアアドバイザーの解説
最も重要なことは、転職を実現させる時期の目標を持つこと。特に、半年先や1年以内という期間の目標ではなく、「3カ月以内に転職する」という強い意志が必要です。
半年以上先を目標にしていると、「まだ大丈夫」「仕事が落ち着いたら」と考えてしまわないでしょうか。「そのうちに」と思っている間に、自分に合った求人が出ていても見過ごしてしまいがちです。結果、転職活動が長期化してしまいます。
逆に、3カ月以内の転職を目標にしたスケジュールを立てることで、すべきことが明確になり転職活動に集中できます。アンケート回答者の声にもあるように、転職活動に集中することで、自分に合った企業が見つかり、転職を実現できる可能性が高まるのです。
今から転職活動を始めるのであれば、2月までには必ず「次の企業」を決めることを目標としましょう。
2. 応募先によってアピールポイントを変える

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3カ月以内で転職を実現した方に、「書類選考・面接への対策をどうしていたか」と聞いたところ、図2のような結果となりました。
書類選考の対策として最も多い回答は「業種・職種別に応募書類を作成する」。また、4人に1人は、個社ごとに書き分けています。
面接対策では、「企業分析の徹底」が圧倒的多数。具体的な方法としては、企業ホームページから商品・サービス・事業内容などを把握、IRのチェック、取り扱う商品やサービスを体験してみる、などが多いようです。アンケート回答者の声
「企業によってアピールしたいポイントが異なるため、職務経歴書を企業ごとにすべて書き分けた。特に自己PRについては、意識してアピールポイントを変えた」(29歳/Y・Gさん)
「応募企業のホームページを隅々までチェックするのはもちろん、関連する業界や同業他社についても調べ、自分の経験が生かせるポイントを探した」(30歳/S・Hさん)
キャリアアドバイザーの解説
スピード転職を実現している人も、書類選考や面接の準備はしっかりと行っていることがわかります。ただし、準備といっても企業のホームページを見るだけでよいというわけではなく、応募企業の求める人物像と自分の共通点を見つけ、自分をアピールできるような準備をしましょう。
3. 面接は平日にスケジュール調整

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「面接にはいつ行ったか」という質問に対して、
「有休や半休を使って調整」「平日の勤務時間外で調整」と平日に調整して面接に行った方が多いという結果になりました。また、「平日の勤務時間外で調整」と答えた方のうち60%以上が、「19時面接開始で調整」と答えています。アンケート回答者の声
「できるだけ平日の19時開始にしてもらい、面接当日は早朝出社して残業をしないようにした」(25歳/K・Mさん)
「通院、家族の事情などの理由で有休をとって面接へ行った」(31歳/M・Tさん)
キャリアアドバイザーの解説
企業側が積極採用を展開しているときは、土日や祝日でも面接を実施します。しかし、採用に慎重になっているときは、企業側が休日に面接を実施することは稀です。面接スケジュールの調整がつかず、面接日時が先に延びると、意欲がないと判断されてしまうこともあります。特に、在職中で時間がない方は、有休や就業後の時間をうまく利用し、面接の時間を確保しましょう。
ここでは面接対策をしっかりと行い転職成功した方の事例と、準備を怠り転職できなかった方の事例をご紹介いたします。
情報収集をして納得することがいい転職への近道
西さん 外資系医療機器営業 → 総合化学メーカー医療部門営業
面接の敗因は準備不足
前田さん 中堅システムインテグレーターのインフラSE → 残留




