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企業の社風は転職先選びの決め手になる?

アンケート内容

もし、今の日本に1週間の職場体験制度があれば、社風のギャップによる転職の失敗を軽減できるはず。しかし学生のインターンシップでない限り、それは不可能です。とはいえ社風が転職の成功/失敗に大きく影響することもまた、事実。
そこで編集部では社風に関して733名の調査を実施、転職における社風の実態を探りました。以下に具体的なアンケート結果をご報告していきます。
失敗しない転職にむけて、ご参考頂ければ幸いです。


転職時に重要視する項目は?

あなたが転職をするとしたら何を大切にしますか? 給与、仕事内容、このご時世であれば会社の規模や安定性も気になるところではないでしょうか。

図1 転職先を選ぶ際の優先項目 図2 転職時に社風を重視したか

調査結果では勤務地、年収額という基本項目に次いで、42.6%もの方が社風や職場の雰囲気を重視すると回答。規模や安定性(40.5%)より企業の将来性(38.7%)より、高い結果となりました(図1「転職先を選ぶ際の優先項目」)。 また実際に転職先を決める際にも、社風を重視した方は、「かなり重視」「ある程度は重視」あわせて74.8%と圧倒的。(図2「転職先決定時に社風を重視したか」)。

やはり、毎日働く場が自分に合っているかどうかは大きな関心事のようです。


入社後に苦労する項目は?

図3 転職後に苦労した項目 次に、転職の成否を見るために入社後に苦労した点を質問したのが図3です。

社風について言えば、転職時に74.8%もの方が重視しているにも関わらず(図2)入社後に苦労した上位3項目が社風に関すること。社内用語が分からない(28.6%)というのは転職ならではです。更に社内派閥などの人間関係(15.1%)も含めると非常に多くの方が社風に苦労している実態が見えてきました(図3「転職後に苦労した項目」)。

会社が違えば雰囲気やルールも異なるため当然といえば当然の結果ですが、とはいえ転職時に重視したにも関わらず大きなズレが発生してしまうのはなぜなのでしょうか? 次の章で見ていきます。


社風の見極め方、理想と現実

転職時に重視しているにも関わらず入社後に苦労するのはなぜなのでしょうか? データを見ると、そこには社風の見極め方に関する理想と現実がみえてきました。

図4 有効と思う社風の見極め方 図5 実践した社風の見極め方

まずは理想から。社風を見極める上で有効な2大要素は面接時の印象(58.8%)及び、従業員に直接会うこと(57.7%)。その他、32.7%の方は社内見学も有効と考えているようです(図4「有効と思う社風の見極め方」)。

次に現実。有効と思ううち面接時の印象については、74.6%の方が実践しています。ただし選考過程では必ず面接が行われることを考えると、社風を見極めるためというより結果的に面接時の印象で社風を予測した、というほうが正しそうです。一方で有効方法の、2位「従業員に会う」ことを実践したのは26.6%のみ。社内見学も、有効32.7%に対し16.8%という結果でした(図5「実践した社風の見極め方」)。


ギャップの原因

図6 理想と現実のギャップ ギャップの背景を把握するために項目ごとの理想と現実の差を現したのが図6です。ギャップは「現実」から「理想」を引いた数字、つまり有効と思いながらも実際には出来なかったものがマイナス、逆に有効とは思わなかったが実践したことがプラスで表示されています(図6「項目ごと理想と現実のギャップ」)。

マイナスの項目が圧倒的に多いことから、有効とは思いながら実践出来ない、そんな多忙なビジネスパーソンの転職活動が浮かび上がってきました。

特にマイナス幅が大きいのが「従業員と会う(-31P)」「社内見学(-16P)」。確かに、志望企業に知り合いがいることは滅多にありませんし、応募企業に社内見学を申し出るのも気が引けるものですよね。逆にプラスが大きいのは、「面接時の印象(+16P)」「パンフレットやホームページ(+12P)」。面接については、上述の通り選考過程で必ず行われるため結果的に実践したことが考えられます。特徴的なのはパンフレットやホームページ。大して有効ではないと思いながらも入手しやすさ気軽さから、ついつい頼ってしまう。それが実態ではないでしょうか。


リクルートエージェントの有効活用

社風は大事だが見極めるのは難しい。多忙ななかでの転職活動は自分の動ける範囲にも限界がある。そんななかでも入社後に後悔しない転職活動をするにはどうすればいいのでしょうか。多忙だけど妥協したくない、そんな方には私たちを有効活用することをご提案させて頂きます。

1.企業とのリレーション

専任で企業を担当するリクルーティングアドバイザーが、日々企業とリレーションを取り、サイトには出てこない実態情報や最新の情報を収集しています。社風についても実際に彼ら自身の目で見ていますので、リアルな情報をご提供できます。

2.独自の分析レポート

応募条件は掲載されているが風土や雰囲気について分からない。そんな声にお応えして弊社が独自に収集・分析した「AGENT Report」を作成。風土について、また業界分析や選考のポイントについても掲載されています。

3.転職成功実績 約23万名以上

リクルートエージェントの歴史は33年。この期間で転職を果たした方は約23万名以上になります。どんな方が入社しているか? 活躍出来るのか? 実例が多いことは何よりの強みです。

キャリアアドバイザーより

社風は数字やデータで定量的に表現することが難しく、個々人の受け取り方によって、たとえ同じ企業の社風でも感じ方は様々です。そのため「入社してみないと分からない」という意見もよく聞かれますし、さらに言えば「入社しても分からない」とも言える、やっかいなテーマなのです。
しかし、社風は、本当に入社してみないとわからないものなのでしょうか。転職を数回成功させたAさんは、『企業の設立経緯や歴史や資本、経営者のプロフィールや財務諸表からでも社風はわかる』と言っています。つまり、職場環境については事前によく調べ、仮説を持った上で、面接や従業員ヒアリング等と通じて実態を確認することが重要だということです。
完璧な人がいないように、完全な会社もありません。入社前に自分の能力が発揮しやすい環境なのか、ネガティブな面に対しても会社の個性として割り切れるのかどうか、社風に対して自分なりの価値観を持ち、どの程度、社風が大事なのかを考えておく必要があるでしょう。
転職活動における社風の見極め方とは、煎じ詰めると「より良い転職をするためには積極的に行動すること」に尽きます。よく調べ、よく面接を受け、従業員と会い、会社見学をする。そんな行動の積み重ねによって業界や企業やその仕事を理解したとき、本当の意味で社風が理解できたと言えるのではないでしょうか。

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