転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 最新ビジネスニュース > 電気自動車の“水戸黄門”が明言! 「リチウムイオン二次電池は、2012年にブレイクする」

最新の経済ニュース、企業情報を提供 最新ビジネスニュース(ダイヤモンド・オンライン提供)

桃田 健史(ジャーナリスト)
ダイヤモンド・オンライン 2009年7月24日掲載

電気自動車の“水戸黄門”が明言! 「リチウムイオン二次電池は、2012年にブレイクする」

2010年2月10日

吉田博一氏(71)、エリーパ

ワー株式会社・代表取締役社長

吉田博一氏(71)、エリーパワー株式会社・代表取締役社長。慶應義塾大学法学 部卒。住友銀行(現三井住友銀行)副頭取、三井住銀リース社長・会長を歴任、慶應 義塾大学大学院教授(2008年3月まで)。

2003年、三菱自動車の周辺は「リコール問題」で大きく揺れていた。

その当時の自身の行動を、エリーパワーの吉田博一社長はこう振り返る。

「(三菱自動車は)いまのアメリカの自動車産業のように大きな転換期だった。だか ら、(当時の)東京三菱銀行の三木(繁光)会長と会って、僕はこう言った。 『こ のままやっていても(三菱自動車は)一流になることはない。どうせなら、EV(電 気自動車)だと思う』と」。

当時、吉田氏は金融界のトップから、慶應義塾大学の電気自動車「エリーカ」プロジ ェクトの総合プロジューサーへと転進していた。

その後しばらくして、三菱自動車では、現在の「i-MiEV」を目指した研究開発が本格 化した。吉田氏の「そのひと言」が現在の日本EVブームに火をつけたと表現するの は少々大袈裟かもしれないが、その足跡と直近での活動を見る限り、「吉田氏=EV 界(+蓄電池界)の風雲児」と言い切れると思う。

また、吉田氏は、神奈川県の松沢成文知事とも親交が深い。全国に先駆けて神奈川県 が推進する電気自動車普及計画「EVイニシアティブかながわ」についても、吉田氏 の「ひと言」の影響力は大きい。

エリーパワー株式会社は、2006年9月28日、吉田氏を含む当時の慶應義塾大学電気自 動車研究関連のメンバーら4人が資本金1500万円で設立した。その後合計6回の第三者 割当増資(主要割当先企業:大和ハウスグループ、エネサーブ、大日本印刷、シャー プ、国際石油開発帝石、ミツウロコ、ジャフコ、興銀リース、横浜キャピタル、安川 電機)を行い、資本の額は93億6550万円(内資本金は46億9650万円)へと成長。社員 数は67人となった。役員には富山化学工業、日本電池などの開発責任者も加わり、社 外取締役とシニアアドバイザーには投資先の社長や役員などトップビジネスマンが名 を連ねている。


マグロ漁の職人技の如く機密だらけの蓄電池の世界

DIAMOND online

© DIAMOND,Inc ALL Right Reserved.

執筆者プロフィール

桃田 健史(ジャーナリスト)

日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中

転職の理由や希望はひとそれぞれです。豊富な経験を持ったキャリアアドバイザーがあなたの状況に合わせて転職をサポートします。

転職支援サービスに申し込む【無料】