転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 転職マーケットレポート > 金融・不動産系専門職の2010年4月入社を実現させる、年末年始の過ごし方
2009年12月10日更新
転職を成功させるためには、この年末年始にどう動けばいいのでしょうか。転職市場の動向をふまえて行動計画を立てましょう。
年末年始は中途採用活動がストップ。選考再開は1月中盤
年末年始に転職を決意した人が、転職活動を開始。年明けはライバル増加
年始は社長や役員が挨拶まわりのため多忙。面接調整しにくく、1月は選考期間が長引く傾向
ボーナスをもらい退職した人が出て、1月中盤から欠員補充を行う企業も
「予算の都合上、年度内に採用を決めたい」という理由から、年明けに応募資格が広がる求人も
「4月に新卒と同時に研修を行いたい」と考え、年明けから中途採用活動をスピードアップする企業も
3月から新卒採用に本格シフト。3月に近づくにつれ、中途採用は保留・縮小される可能性あり
年が明けると企業の中途採用活動のリズムが変わり始めます。中途採用を積極化する企業もあれば控える企業もあり、選考が長期化してしまう企業もあればスピードアップする企業もあります。
有利な転職活動を行うには、できる限り12月中に応募しておき、可能性を広げておきましょう。年内に求人を探す時間がないという方は、年末年始の休暇を上手く利用し、求人検索、自己分析まで行いライバルとの差を埋めましょう
【金融業界の特徴】
金融業界では、多くの企業が年度初めに年間の採用計画を立て、年度末までに達成を目指します。12月時点で目標への見通しが立たない場合、選考基準をやや緩和して門戸を広げる企業もあります。今年もその可能性は一部ありますので、チャンスを逃さないよう求人をチェックしましょう。
【建設・不動産業界の注意点は?】
建設業界は、12月と3月が1年で最も多忙な時期です。建設業界では人事ではなく現場責任者が採用権限を持っていることが多いため、例年12月と3月は選考に時間を割けず、選考が長期化する傾向にあります。
1月と2月で選考を終わらせるためには、年末年始でどれだけ準備できたかが非常に重要になります。以下にある準備を積極的に取り組んでください。
まとまった時間が取れる年末年始に、普段忙しくてできない自己分析と企業研究を行いましょう。
まずは経験をすべて書き出しましょう。頭の中だけで考えていてはだめです。必ず、目に見えるようにしましょう。そして、直近3年ほどの仕事の印象に残っているエピソードを以下のような観点から思い返してみてください。
複数のエピソードに共通するスキルや考えが発見できれば、それがあなたの「強み」の候補となります。
【エピソードを思い返す観点】
「強み」が見えてきたら、最後にその強みの伝え方をまとめましょう。
【金融業界のポイント】
金融業界で営業やアドバイザーなどの経験を積んできた方は、コミュニケーション力、プレゼンテーション力が自然と身に付いています。しかし、それに自信を持っているがために面接準備をあまりせず本番に臨み、失敗するケースが多々見られます。
プレゼンテーションには慣れていても、自分自身のことを伝えるとなると、なかなかうまく言葉に表せないものです。忙しい日々の中では、「自分」と向き合っている暇などないでしょう。時間がとれる年末年始に、じっくりと振り返ってみてください。
多くの方が、企業研究とは応募企業をしっかりと調べることだと勘違いしています。しかしそれは企業研究の一部でしかありません。 応募企業において、自分の経験がどのように生かせるか、どこにやりがいを感じるか。応募企業とあなたとの「共通点」を探ることが企業研究なのです。ただし、応募企業のことを知らないと共通点を探ることは不可能です。そのため、応募企業を調べる必要があるのです。
求人情報、ホームページ、業界誌やインターネットの記事など、多方面から情報収集をしてください。そして、その企業ならではの強みや今後の展開を考えてみましょう。
【まだ応募を検討している方は】
普段よりも時間の取れるこの機会に、普段なら目を留めないであろう求人にも注目してみてください。業界、企業規模、勤務地、職種など少し視野を広げてみると、魅力的な企業や、自分の経験を生かせる意外な職種を発見できることもあります。
Kさん
27歳/男性
証券会社 リテール営業
年収:500万円
銀行 リテール営業
年収:550万円
転職理由・経緯
証券会社でリテール営業を務めていたKさん。株や投資信託の運用にとどまらず、より幅広い要望に応えることで顧客満足を目指したいと考え、転職に踏み切られました。12月初旬にキャリアアドバイザーと面談し、7社に応募書類を提出。うち1社は年内に面接が行われましたが、不採用。しかし、年明けに面接を受けた企業では順調に面接をクリアし、第1志望企業に採用が決まりました。
転職成功のポイント
「1社目の面接では、なぜ不採用になったのか?」年末年始の休みの間に考え、次への対策を練られたことが成功につながりました。
不採用になった企業からの評価は「今ひとつ意欲が感じられない」というもの。「意欲はあるのになぜ伝わらないのか?」と悩むKさんに、キャリアアドバイザーは「 Kさんにとってどこが魅力でそれはなぜなのか。誰にでも言えるような志望動機ではなく、Kさんの志望動機を明確にするために、残りの企業を年末年始に詳しく調べてみてはいかがですか」とアドバイスしました。
Kさんは自分にとっての「やりがい」「こだわり」を見つめ直すと同時に、書類選考中の残り4社の情報を調べ上げ、各社の強み・弱みを分析されました。その上で、企業ごとに自分の経験や志向が生かせる部分を整理し、年明けの面接でアピールしたところ、高い評価を得て採用となったのです。
金融職の転職事例
年収と引き換えに手に入れた大きな安定と安心
中村さん(30歳) 外資系投資銀行の営業→メーカー系金融会社の経営企画
挽回しようという焦りが先行し、企業選択を間違えました
清水さん(39歳) 地方銀行の営業→外資系金融機関の営業
金融・不動産担当
中川 竜宏
キャリアアドバイザーより
4月入社には、メリットが多数あります。新卒社員と一緒に充実した研修を受けられる点、「同期」が大勢いて心強い点、新鮮な気分でスタートを切りやすい点、年度始めに組織体制が一新されたばかりなら中途入社者も職場に入っていきやすい点…などなど。
在職中の方であれば、4月入社を目指すとなると、3月には退職準備を始めたいところです。そのためには1月に入ってすぐに面接を受けられる状態にしておくことが望ましいでしょう。年末年始、ゆっくりと疲れを癒しつつも、年明けのスタートダッシュに向けてウォーミングアップをしておいてください。
※この記事は、2009年12月10日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
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