金融リテール分野の採用が活発。不動産業界が回復に転じる
金融リテール分野の採用が活発。新卒採用がピークを迎える3月までが勝負
金融業界では、例年、多くの企業で、新卒採用がピークを迎える3月に中途採用を一時休止する傾向が見られます。それを踏まえると、今年も2月中に勝負をかけるのが得策といえそうです。
採用が活発なのは、引き続きリテール分野。国内メガバンク、外資系企業ともに経験者を求めています。生保のリテール営業求人も下半期から増えていますが、年度末に向けて終息していく可能性がありますので、応募を迷われている方は積極的に動くことをお勧めします。証券業界でも、国内独立系中堅企業がリテール営業を募集しています。
また、金融専門職の求人が突然動き出すケースが増えてきました。たとえば、「運用会社での外国債券のファンドマネジャー」「コンサル会社のM&A担当者」など。ほか、会計士の有資格者にはチャンスが多いといえます。採用活動開始から応募締め切り、採用活動終了までのスピードが早いので、こまめな情報収集を続けてください。
ほか、流通業界から金融業界に参入した企業やネット銀行の採用も堅調。サービス企画やアライアンス交渉などの求人があり、銀行の法人営業経験が生かせます。
事業会社の財務・企画、コンサルタントなど、金融以外のキャリアにも注目
金融業界の方は、異業界の選択肢にも目を向けてみてください。業種問わず、事業会社の財務、経営企画職として経験を生かすことができます。リサーチ力、分析力を生かし、コンサルティング業界や監査法人で活躍する道もあります。金融業界での営業経験を生かすなら、医療業界が狙い目。安定感のある大手企業が多い、富裕層とのコミュニケーション力が生かせる、給与水準が落ちない、などの点で、金融業界出身者にフィットする選択肢といえます。
また、ネット業界の成長企業もポテンシャルを重視した採用を行っており、金融業界から転身する方も増えています。
不動産業界では、アセットマネージャー、工場の設備管理求人が増加
不動産業界の求人はようやく底を打ち、回復に転じつつあります。景気の悪化でファンドを解散し負債処理に目処をつけた企業が、ここにきて新たなファンドを開設する動きがあり、それに伴いアセットマネージャーの求人が増えています。また、コスト削減のために設備の内製化を進めるメーカーからは工場の設備管理や増改築担当者の求人が入ってきています。
大手デベロッパーでは新規開発を縮小・凍結する一方、既存物件に対しては、入居稼働率を高めるための改修を進めています。そこで、大手デベロッパー系列の管理・メンテナンス会社のほか、コンサルティング力を武器とする独立系プロパティマネジメント会社などが積極採用を行っています。また、この動きに伴い、リーシングの求人も増えています。
ほか、体力のある企業は個々の戦略に応じたピンポイント採用に動いています。一例として、物流施設の管理経験者の求人や、上流部門経験者に限定したアセットマネジャーの求人などが見られます。
建設業界では、地域に根ざして業績を伸ばしている工務店が設計、施工管理の採用に意欲的。若手からベテランクラスまで求人があり、裁量権の大きさにひかれて大手企業から転職する方も多数見られます。ほか、マンションの維持管理や戸建て住宅の施工管理、マンション建て替えのプランニングの求人も見受けられます。
※この情報は2010年1月末時点のものです。
現在は傾向が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
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