MR採用が継続。CSOの未経験者採用は縮小傾向
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MR採用は継続中。CSOの未経験者採用は縮小へ
MRの採用は、6~7月以降入社を前提とした求人が多く見られます。5月~6月にかけては、新たな求人も動き出す可能性があります。
製薬メーカーにおいては、領域や地域を指定した求人があります。CNS、呼吸器、オンコロジー、循環器などの領域でニーズがあるほか、眼科領域の採用も堅調です。
一方、CSOの採用規模は、今年度、縮小に向かうと考えられます。未経験者を対象とした「コントラクトMR」の求人は減ってきていますので、これまで検討してきたもののまだ踏み出せずにいる方は、早めに行動を起こしてください。なお、経験者へのニーズは引き続き強く、特定の領域や勤務地を希望する方にとっては、条件に合う求人が見つかる可能性があります。 -
臨床開発分野では、経験者を常時採用
臨床開発分野では、経験者を常時採用しており、今後も突発的に求人が出てくる可能性があります。
製薬メーカーでは、外資系を中心に臨床開発部門のアウトソーシング化が進んでいます。そのため、モニターの求人は減少傾向ですが、リードモニター、スタディリーダー、プロジェクトマネージャー、臨床開発マネージャーなどの求人は堅調です。そのほか、データマネジメントや統計解析の求人も突発的に出てくる可能性がありますので、情報収集を続けてください。
薬事については、引き続き開発薬事を中心としたニーズがあります。CMC薬事の中でも、バイオのご経験をお持ちの方のニーズも高くなっています。
CROでは、製薬メーカーのアウトソーシング化の流れを受け、臨床開発モニターの経験者を求めています。CRA経験が2年程度以上ある方を対象に採用を行っている企業が多く見られます。
なお、最近では、メディカルアフェアーズ部門への転職を考える臨床開発経験者も増えています。特に、糖尿病/代謝/循環器/呼吸器領域の経験をお持ちの方は、キャリアチェンジの可能性が広がっています。 -
メディカルアフェアーズ部門のニーズが引き続き高水準
製薬メーカーでは、メディカルアフェアーズ部門において、学術サポート/メディカルサイエンスリエゾン(MSL)/メディカルアドバイザーのニーズがあります。非常に難易度の高い疾病領域(オンコロジー、免疫、HIV、中枢神経など)に対して、科学的な知見からKOLに対する情報提供、関係強化を図ることを目的とした求人です。
薬学・生物学系の博士号を取得しており、上記疾患領域の研究経験がある方、また、臨床開発のご経験があり、サイエンティフィックな活動を志向している方はぜひ注目してください。 -
ファーマコヴィジランスのスペシャリストのニーズが堅調
2012年からの法規制に備え、外資系製薬メーカーを中心に、ファーマコヴィジランスのスペシャリストを求める企業が増えてきています。中には、マネージャー職を採用する企業も見られます。国からの規制強化も進んでいることや、アンメット・メディカル・ニーズの製品ラインナップが増えていることから、安全性/PMSの求人はまだまだ増えていくと考えられます。
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医療機器業界では、幅広い職種の求人が堅調
医療機器分野の採用は堅調。外資系大手から国内中小まで、多様な企業が意欲的に採用活動を行っています。5月~6月にかけては、新たな求人も動き出す可能性があります。
営業職の採用が活発で、医療機器の営業経験があれば、取扱い製品を変える転職も可能。また、医療機器業界未経験者を対象とする求人もあります。
国内・外資問わず、メーカーにおいて、臨床開発・薬事・品質保証・GVPなどのニーズが旺盛。経験者にとって、大手企業への転職や年収アップを実現しやすい環境が続いています。中でも、GVPのニーズが一段高まっており、求人数が増えています。
その他、臨床開発における求人も若干増えており、医薬品・医療機器業界にて臨床開発の経験を持つ人へのニーズが出てきています。また、メンバークラスだけでなくマネージャークラスの採用も行う企業が増加しています。 -
薬剤師は、事業会社への転身の選択肢が豊富
薬学部6年制課程を修了した薬剤師が、今年度から雇用市場に出てきています。しかし、今のところ、中途採用市場にその影響は表れていません。薬剤師の有資格者を求める求人は依然として多く、経験が浅い方にも豊富な選択肢があります。しかし、今後は、転職市場での競争が厳しくなっていく可能性がありますので、キャリアチェンジを図るなら、早めに行動を起こすことをおすすめします。
今、出ている求人は、「CROでの臨床開発モニター、DM」「調剤薬局」「病院」「ドラッグストア」など。志向や希望条件に応じて働き方を選べる環境です。
実際、業務未経験でありながら、メーカーやバイオベンチャーの「品質保証」「薬事」などに採用されている事例もあります。業務内容に対する理解、他部署とのコミュニケーション力などが評価のポイントとなります。 -
食品業界の採用は徐々に始動。メニュー開発、品質検査などの求人あり
食品業界では、新入社員の受け入れや新卒採用活動が落ち着いたことから、中途採用活動が動き出しています。
業績好調な大手外食チェーンでは、メニュー開発経験者を募集。また、食品の品質検査や、外食企業の衛生状態の検査を受託する企業から求人が出てきました。引き続き、新たな求人が出てくる可能性があります。
化粧品業界は、まだ目立った動きが見られませんが、今後の動向を観察してください。
今年の初めには、大手食品メーカー、大手飲料メーカーが商品開発の募集を行いました。こうした求人は突発的に発生し、非公開のまま選考が進められます。人気が高いため応募者が殺到し、早々に募集が締め切られてしまうケースがほとんどです。「いい求人に出会えれば転職したい」とお考えの方は、一瞬のチャンスを見逃さないよう、常に動向をチェックしておくことをおすすめします。
また、外資系企業ほか、海外展開を図る国内企業の求人では、英語力を必要とする求人が出てきています。グローバルに活動したい開発、品質管理経験者にとってはチャンスの時期といえるでしょう。 -
化学エンジニアの求人は、増減を繰り返し、不安定な状態
化学エンジニアの求人件数は、このところ短期スパンで増減を繰り返しており、不安定な状態です。昨年末以降、求人数はやや上昇しましたが、今後の動きは不透明。選考のハードルが上昇する可能性もありますので、早めの活動をおすすめします。
領域としては、塗料・接着剤・粘着剤・フィルムなどの開発、製造技術の求人が活発です。電子部品ほか、幅広い用途を持つ機能性材料を扱う中小メーカーが積極採用。樹脂関連や高分子化学の経験がある人にもチャンスが生まれています。
また、電池関連のニーズも堅調。材料開発の求人は減っていますが、プロセス開発・生産技術・技術営業の求人があります。
自動車関連材料や接着剤などの分野では技術営業のニーズがあり、研究・開発職からキャリアチェンジするケースも見られます。半導体分野では、レジスト剤など半導体のプロセスに用いられる材料関連の求人が目立ちます。
化学エンジニアの求人は、全般的に地方勤務の案件が中心。また、募集職種名が「開発」であっても製造ラインの立ち上げや営業サポートまで任されることもあれば、逆に「技術営業」の募集であっても開発に携わることもあります。求人票の職種名にこだわりすぎないよう、柔軟に検討することをおすすめします。なお、社内外との折衝・調整スキルを持つ方は高く評価されます。 -
キャリアアドバイザー服部のココだけの話
企業の年度採用計画が固まるこの時期は、活動開始に適しています。5月から6月にかけては新規の求人も出てくるでしょう。一方、「夏のボーナス支給後に転職したい」という方々が転職活動を開始するため、ライバルも増えてきます。一足先に活動を開始することで、有利に運ぶ可能性がありますので、早めに行動を起こすことをおすすめします。
この分野の求人は、突発的に発生したかと思えば、すぐに充足して門戸が閉じられるケースが多数あります。
ご自身の専門領域に合う求人が出たとき、タイムリーにチャンスをつかめるよう、継続して情報収集を行ってください。
なお、未経験から医療業界の営業職を目指す場合は、選考対策として、業界について、また「どんな相手に営業するのか」を十分理解しておくことが大切です。そして、これまでの成功体験をもとにした自分の強み、失敗体験から学んだことなどを語れるようにしておきましょう。
業界・職種研究と、自身の強みの整理・分析作業を、キャリアアドバイザーがお手伝いいたします。





