メーカーの未経験MR採用は終盤。医療機器営業は勤務地が拡大
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医薬品メーカーの未経験者向けMR採用は残りわずか。CSOは意欲的な採用を継続
今年度上半期は、複数の医薬品メーカーが未経験者も対象にMR(医薬情報担当者)の積極採用を進めてきました。
特に、外資系大手メーカーの動きが活発でしたが、中には数年ぶりに数十人規模の未経験者採用を始めた国内大手メーカーもあります。
しかし、未経験者採用の枠はほぼ充足し、多くの企業が求人をストップしています。製薬メーカーで今も未経験者に門戸を開いているのは4~5社のみ。興味がある方は急いで動いてください。
なお、MR経験者向けには、これからもメガファーマ、スペシャリティファーマの求人が随時出てくる可能性がありますので、タイミングを逃さないよう情報収集を続けてください。
一方、CSO各社は意欲的な採用を続けており、こちらは未経験者も対象としています。CSOを目指すにしても、より早く動いた方がいいでしょう。勤務地の希望、あるいは「大手医薬品メーカーの新薬関連プロジェクト」といった担当案件の希望が叶いやすくなります。 -
医療機器業界では高い採用意欲が持続。営業は地方勤務者の求人も活発化
医療機器分野の採用は引き続き活発。外資系大手から国内中小まで、多様な企業が意欲的に採用活動を行っています。たとえば、在宅医療用の機器に注力する大手外資メーカーなどが積極姿勢を見せています。
営業職の場合、国内企業では同一の領域・商材の経験を求める傾向が強くなっていますが、外資系企業の多くは未経験者も採用対象としています。最近では、都市圏だけでなく地方勤務の求人も活発化してきました。
薬事、品質保証、安全管理も、経験者を中心にニーズが高く、大手企業への転職や年収アップを実現しやすい環境が続いています。 -
臨床開発職、メーカーでは「+α」の強みが求められるように
7月には、大手外資系製薬メーカーが臨床開発職を数名採用しました。中には、マネジメント経験のないモニター職の方がCROから転職した事例もあります。こうした求人は今後も定期的に出てくる可能性がありますので、情報収集を続けてください。
なお、医薬品メーカーでは、グローバル治験の拡大を背景に、英語力+臨床開発の実務経験3年以上を求める企業が増えています。また、英語以外でも「オンコロジー領域の経験者」など、細かく専門領域を指定する求人も出てきています。
臨床開発を受託するCROは経験者を中心とした採用を行っていますが、モニター・QC・DMに関しては、引き続き未経験者を採用している企業もあります。薬事、市販後調査などメディカル系専門職の求人もあります。 -
薬剤師は、事業会社への転身の選択肢が豊富。調剤薬局はハードルが上がる見込み
薬剤師の有資格者を求める企業は依然として多く、経験が浅い方にも豊富な選択肢があります。「CROでの臨床開発モニター、DM」「製薬会社での管理薬剤師、学術」「医療機器メーカーでの薬事」「調剤薬局」「病院」「ドラッグストア」など、志向や希望条件に応じて働き方を選べる環境です。
実際、業務未経験でありながら、メーカーやバイオベンチャーの「品質保証」「薬事」などに採用されている事例もあります。業務内容に対する理解、他部署とのコミュニケーション力などが評価のポイントとなります。
なお、調剤薬局はここ数年で採用が進み、人材が充足しつつあります。今後、選考のハードルが高くなっていくと予想されますので、未経験から目指すなら少しでも早く行動を起こしてください。 -
化学業界では求人件数が上昇。電池や電子部品材料の分野で採用が活発
化学業界では、依然として電池関連の求人ニーズが続いています。職種は基礎研究から量産化まで、対象も電解液から正・負極材、触媒までとどちらも求人の範囲が広がってきています。 一方、塗料・接着剤・フィルムなど、電子部品に使用する機能性材料を扱う中小メーカーが徐々に新たな採用を開始しています。樹脂関連や高分子化学の経験がある人にもチャンスが生まれてきています。
また、最近採用を再開した完成車メーカーからは、材料開発など化学系の求人が出てきています。
自動車関連材料・半導体関連材料・接着剤などの分野では技術営業のニーズがあり、研究・開発職からキャリアチェンジするケースも見られます。
ほか、大手化学メーカーでも求人再開の声が聞こえてきています。今後、中途採用が動き出す可能性がありますので、動向に注目してください。 -
食品業界、化粧品業界では、商品開発職のニーズあり
食品業界や化粧品業界では、商品開発職のニーズが比較的多く見られます。関連のキャリアをお持ちの方は注目してください。化粧品分野は外資系大手が中心ですが、食品分野は大手から中堅まで求人企業の顔ぶれが多様です。
なお、化粧品に関しては、百貨店向けの営業経験者を求める求人も多数見られます。 -
キャリアアドバイザー高嶋のココだけの話
メディカル業界では「2010年問題」「薬剤師6年制移行」といった要素が大きな影響を及ぼし、ここ数年は求人市場が活発に動いています。長い目でキャリアプランを考えると、今の選択が重要。常に情報収集を続けてください。





