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電気・機械・自動車系技術職(転職マーケットレポート)転職マーケットレポート 電気・機械・自動車系技術職

1月

晴れのち曇り

自動車関連を中心に積極採用が継続。来年度は不透明

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  • 機械エンジニアの採用は自動車関連を中心にまだまだ活発

    2011年度上半期、機械エンジニアの求人件数は右肩上がりに伸び、リーマンショック前の好調期の1/3~2/3まで回復しました。秋口には新規求人の動きが鈍りましたが、11月以降は再び活発化しています。
    特に、自動車関連分野ではまだまだ採用意欲が高く、採用枠を拡大している企業が複数あります。1月も採用セミナーが開催されるなど、今年度中は積極的な採用活動が続くでしょう。
    自動車部品メーカーでは、海外需要に対応する一方、自動車で培った技術を自動車以外の製品に生かそうとする動きが活発化しており、それに伴う求人があります。また、総合電機や重工メーカーの自動車部門でもニーズがあります。一方、一部の完成車メーカーでも新たな技術で勝負をかけていく攻めの姿勢が見られ、採用を継続しています。
    ただし、円高、ユーロ不安、タイ洪水など不安要素も多く、来年度以降の採用動向は不透明です。選択肢が多いうちに早めに活動することをおすすめします。

  • 建設機械、農業機械分野の採用が活発化

    海外需要が伸びている建設機械、農業機械分野では、設計・開発・生産技術などの求人が活発化しています。建設機械については、海外だけでなく国内の震災復興に向けた需要もあり、各社、体制を強化しています。
    これまでの経験内容によっては、書類選考が省略され、すぐに面接に進める場合もありますので、このチャンスを逃さず行動を起こしてみてください。

  • 技術者派遣の求人が活発。機械分野では設計未経験者にもチャンス

    市場競争が激しくなる中、メーカーは開発スピードを加速させるため、技術者派遣を積極的に利用しています。
    そこで、特定労働者派遣企業の採用意欲が非常に高まっています。
    電気系・制御系・機械系、いずれもニーズがあり、新製品の開発に携わるチャンスがあります。分野も多様であるため、「この製品分野で設計がしたい」といった希望が叶いやすい環境です。
    また、設計未経験者にも門戸を開いており、「機械工学のバックグラウンドがあれば可」「3D-CADの経験がなくても可」という求人も出てきています。
    派遣という言葉に不安を抱く方もいらっしゃいますが、特定労働者派遣の場合、「登録」ではなく派遣元企業の正社員として「雇用」されます。「リーマンショック後も雇用が維持され、待機期間中も給与が支払われた」「研修制度が充実しており、スキルアップを図れる」など、メリットを理解して転職される方も増えています。選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。セミナーも開催されているので、ファーストアプローチがしやすいでしょう。

  • 不況に強い分野・ニッチ分野の優良企業でも機械エンジニアのニーズ大

    機械エンジニアの求人は自動車関連が中心ですが、それ以外の分野でも、特定領域で優位性を持つ中小メーカーの採用が堅調です。高い世界シェアを獲得している企業もあります。たとえば、太陽光発電やモーター関連で強い技術を持つ企業が採用を行っています。
    また、半導体・検査装置、工作機械などのメーカーでは、フィールドエンジニア、設計・開発求人の採用が継続。医療分野では、外資系企業がフィールドエンジニア、アプリケーションエンジニアを求めています。安定した業界だけに人気が集まり、競争率は高くなっていますが、異業界から転職を果たしている方もいらっしゃいます。
    全般的に、設計、金型技術、生産技術、設備管理など求人職種は幅広く、いずれも事業戦略上、求人を非公開にしている企業がほとんどです。

  • 重工系の求人が増加。発電プラント関連のニーズが高まる

    重工系メーカーの求人が増加。採用意欲が高く、内定数が伸びています。
    久しぶりに採用が復活した風力発電、ガスタービン発電など、新たなエネルギー開発を推進する社会の風潮が求人に表れてきています。
    発電プラントのほか、航空機、船舶、鉄道、油圧機器、圧縮機など、領域は多様。職種も、設計、生産技術をはじめ、研究・開発の求人も出てきています。ハードルは高いものの、幅広い人にチャンスが生まれています。

  • 電気・機械エンジニアともに、東海・関西のメーカーに注目を。求人倍率は首都圏の倍

    機械系エンジニアの求人倍率を見ると、東海・関西圏は関東圏の2~3倍となっています。転職成功率を高めるなら、ぜひ東海・関西の案件も視野に入れてください。
    なお、関西エリアでは自動車部品、各種装置、電子部品メーカーおよび総合電機メーカーの装置・部品部門の採用が活発。東海エリアの自動車部品メーカーでは、電池やモーター関連、生産技術、回路設計、ECUのソフトウェアなど、幅広い職種のニーズがあります。特に生産技術職を求める声が高まっており、国内勤務の求人も。自動車関連の経験がなくても転職が可能です。

  • 電気エンジニアは、求人の動きが鈍化。1~2名枠の経験者採用が中心に

    電気エンジニアは、求人の伸びが停滞していますが、上半期からの流れで積極採用を継続している企業もあります。来年度は採用予算が圧縮され、転職環境が厳しくなると見込まれますので、今年度中に活動することをおすすめします。
    採用意欲が高いのは、関西・東海地区の中小メーカー。即戦力を求め、1~2名枠の求人が絶えず動いていますので、要件が合致すればスムーズに決まるでしょう。
    自動車部品メーカーでは、海外需要に対応する一方、自動車で培った技術を自動車以外の製品に生かそうとする動きが活発化しており、それに伴う求人があります。ほか、総合電機や重工メーカーの自動車部門、一部の完成車メーカーも採用を継続しており、自動車関連経験者にはまだチャンスがあります。
    ほか、医療機器、分析機器、FA、プラント関連設備などのメーカーでは、サービスエンジニアやフィールドエンジニアのニーズ大。電気の基礎知識をベースに異分野へのキャリアチェンジを成功させるケースも見られます。
    特に、外資系のアプリケーションエンジニアは、関東圏も含め求人多数。英語力が求められますが、「メール、レポートの読み書きができるレベルでOK」という求人もあります。
    半導体分野では、全体の求人数は減っているものの、ピンポイントの経験を求める採用は続いています。

  • 回路設計エンジニアのニーズは根強く。製品分野は多様

    分野を問わず、回路設計エンジニアのニーズは根強くあります。経験3年~7年程度のエンジニアの皆さんにとってはチャンスがありますので、情報収集をしてみてください。
    「民生品を手がけたい」と希望し、通信機器からオフィス用品分野に転職した方、「派遣からメーカーへ移りたい」と希望し、自動車のECU開発から医療機器分野に転職した方などの事例があり、異分野への転身も叶えられる環境です。
    特に、派遣からメーカーへの転職を目指す方は、早い段階でキャリアチェンジに踏み切ることをおすすめします。

  • 組込エンジニアは、自動車関連案件の増加を受け、求人件数が微増

    組込/制御エンジニアの求人は10月頃からやや増えています。自動車関連の案件が増えているのを背景に、そのニーズをつかんでいる特定労働者派遣企業が採用に意欲的。ほか、メーカーとのパイプ・営業力を持つソフトハウスからの求人もあります。
    東海・関西圏ではメーカーやメーカー子会社、ソフトハウスなどが、関東圏では特定労働者派遣企業およびソフトハウスが採用を行っています。
    関東圏のソフトハウスは競争率が非常に高く、スキル要件が合えば面接には進めるものの内定まで至りにくい状況。東海・関西のメーカーに目を向けることで成功率が高まります。
    一方、特定労働者派遣企業のメリットは、教育がしっかりしており、案件が豊富なので、スキルを生かせる&磨ける環境がある点です。
    メーカー系では、業種・開発環境・製品が一致または類似している経験者を求めていますが、特定派遣企業では条件が緩和されています。最近では、ソフトハウス出身の30代後半の方が特定派遣企業に採用されるといったケースも見られます。

  • キャリアアドバイザー畑中のココだけの話

    自動車分野の積極採用が続いているとはいえ、円高、ユーロ不安、タイ洪水などマイナス要素も多く、来期の採用動向は不透明。一見、同じ求人が続いているように見えても、採用意欲が低くなる、あるいは選考の目が厳しくなっていく可能性もあります。1~2月を勝負時ととらえ、早めに活動してください。志望先を1社にしぼらず、複数の会社に応募することをおすすめします。
    なお、このところ、最終面接まで進んで不採用となるケースが多く見られます。採用枠が埋まっていくのに伴い、選考基準のハードルが上がっているのが理由の一つ。また、現場は人材不足であるため、現場担当者による1次~2次面接は通過しやすいものの、経営陣による面接では、先行き不安感から見る目が厳しくなっていると考えられます。
    採用が慎重になる中では、「経験内容」と「本気度」を伝える必要があります。携わったプロジェクトについて話す際には、「どんな人と協業したか」「何を目的としていたか」「どんな課題があり、どう乗り越えたか」なども伝えられるようにしておきましょう。また、「その会社で、何をしたいのか。自分がどうなりたいのか」という将来ビジョンをしっかり持つことで「本気度」が伝わりやすくなります。アピール材料の整理と、相手にしっかりと伝えるプレゼン方法を、私たちキャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

※この情報は掲載月時点のものです。

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