求人市場は縮小傾向。大量採用を継続する企業も
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新規求人の動きが鈍化。大手企業の一部は総合職採用を継続
全般的に営業の求人件数は縮小傾向。必ずしも採用意欲が低下しているわけではなく、新卒採用活動にシフトする企業が多いことから、中途採用の新規求人の動きは鈍っています。
大手企業による総合職採用も下火になってきましたが、メーカー、金融、不動産など一部企業では募集を継続しています。
また、中小規模の外資系企業から少しずつ求人が出てきています。近しい商材・ルート・営業手法などの経験を重視し、英語力を問わない求人もあります。
輸出の割合が大きいメーカーや商社では、円高、ユーロ不安、タイ洪水などの影響により、採用を控えるようになってきましたが、海外営業の採用を続けている大手メーカー系専門商社もあります。化学・材料系の経験をお持ちの方はご注目ください。
ほかにも、引き続き意欲高く採用を続けている企業は多数。環境変化が激しい中、シェアの維持・獲得、生き残りをかけて人材強化に力を入れています。ただし、不安定な経済状況下、今ある求人がこの先も継続するとは限りませんので、早めに決断し、チャレンジしていくことをおすすめします。 -
医療業界では、業界未経験者も対象とした採用が継続
医薬品業界ではMR(医薬情報担当者)の採用が引き続き活発。4月1日までの入社を前提とした選考が行われています。未経験からMRを目指すなら、医薬品メーカーからMR活動を受託する「CSO」が狙い目。CSOでは数年前から大量採用を続けてきましたが、今年度は採用が縮小方向に向かうと考えられますので、興味がある方は早めに行動を起こすことをおすすめします。
医療機器営業の求人も依然として活発。最近では、眼科領域の商品を手がける企業が積極採用に乗り出し、採用セミナーも開催されています。
MR、医療機器ともに、出身業界を不問とする企業が多数。ITや金融などさまざまな異業種の方が、コミュニケーション力、顧客折衝力を武器に、医療業界への転職を果たしています。
ただし、不況に強く給与水準が高い業種だけに、ライバルは多く選考のハードルは高めです。これまでの経験を整理し、「戦略を立て、実行した経験」を具体的なエピソードとともに伝えられるようにしておいてください。 -
大手コンビニチェーンがSVを積極採用
大手コンビニエンスストアチェーンが、出店強化を背景に、大型採用を行っています。FC店に対する経営コンサルティング・経営支援を担うスーパーバイザーを募集しており、流通業界未経験者も対象としています。
このほかにも外食・小売業界全般で、勢いのある企業が店長候補・売り場責任者候補・スーパーバイザー候補を積極採用しています。大手焼肉チェーンが数十名の店長候補採用を進めているほか、大手アパレル、量販店なども意欲的です。
店舗スタッフ~店長を務めた後、SVとして経営指導に携わるというキャリアを目指すことも可能です。海外展開を図る企業であれば、将来的に海外勤務を希望する道もあります。
営業経験者も歓迎されますので、「経営に関わりたい」「海外事業に携わりたい」という志向を持つ人は、視野に入れてみてはいかがでしょうか。 -
「未経験可」の求人が堅調。人材/不動産/保険など
未経験者も対象とした営業求人が堅調です。今、積極採用を行っている業界、企業の一例をご紹介します。
- 人材業界では、企業に対する採用コンサルティングを担う法人営業のニーズがあります。総合大手のほか、介護・医療分野に特化した人材会社も積極採用を続けています。
- 不動産業界では大手企業による採用が活発です。ただし、企業によって「大量採用」と「厳選採用」に方針が分かれています。通期で数百名規模の採用を行う大手不動産会社、100名規模の採用を予定している賃貸仲介会社がある一方、特定のプロジェクト要員としてピンポイント採用を行っている企業もあります。
- 数カ月前から、複数の大手ハウスメーカーで戸建て営業の大型採用が行われています。需要増加を見込み、全国で数百名規模の増員を図る企業も。業界経験不問、勤務地も複数あるため、幅広い人にチャンスがあります。
- 複数の生命保険会社が、代理店向け営業を募集中。法人営業の経験も生かせます。また、リテール(個人向け)営業の採用も継続。外資系に加え、国内生保も動いています。従来のフルコミッション型だけでなく、「CMへの反響に対応」など、営業スタイルの幅が拡大。「ワークライフバランスを大切に長く働き続けたい」という志向の女性も多数転職を果たしています。ただし、一部では採用活動が落ち着いてきていますので、興味がある方は早めに動いてください。
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キャリアアドバイザー西山のココだけの話
円高やユーロ不安の影響で企業の業績は不安定な状態。今、積極採用を行っている企業でも、状況が変われば採用活動を控えるようになるかもしれません。選択肢が複数あるうちに活動することをおすすめします。
今の時期、「4月1日」入社を目標に採用を行っている企業が多数あります。転職者側にとっても、4月1日入社は「新卒と一緒に充実した研修が受けられる」「気分を一新しやすい」などメリット大。現在、企業に在籍中の方が4月1日入社を目指す場合、2月中に内定を得ておくのが望ましいため、すぐにでも活動を始めてください。
大手企業の求人が目に留まりがちですが、知名度が低い企業にも目を向けてみましょう。特色を持ち、成長性豊かな優良企業に出会えるかもしれません。少しでも興味があれば応募し、面接の場で自分の目で判断してください。
いずれにしても選考の目は厳しく、最終面接で不採用となるケースも多数見られます。しっかりと対策を練り、最後まで気を抜かずに臨むことが大切です。効果的な面接対策を、キャリアアドバイザーがお手伝いします。





