- リクルートエージェント(以下RA):
- アステラス製薬株式会社は5年後・10年後にどんな企業を目指しているのでしょうか
- アステラス製薬 関根(以下 関根):
- 合併によって新会社が設立された2005年、当社は長期経営戦略である「VISION2015」を策定しました。ここには専門医の処方が中心となる複数のカテゴリーにおいて、付加価値の高い製品をグローバルに提供して業界のリーダーを目指す「グローバル・カテゴリー・リーダー」というビジネスモデルが掲げられています。今年は10年計画のちょうど半ばにあたりますが、重点領域に資源を集中した結果、すでに泌尿器・移植領域でグローバル・カテゴリー・リーダーの地位を確立し、今後は「がん」領域においても同様のポジションを獲得することを目指しています。
- RA:
- グローバル・カテゴリー・リーダーを目指した注目すべき動向はありますか
- 関根:
- 薬がまだない病気をもった患者様に、一日でも早く薬を届けたい。その思いから、当社は研究開発型のグローバル製薬企業として、「自社における新薬開発」に注力することはもちろん、同時に他企業との提携や、ときには企業買収も行って、画期的新薬の早期市場投入を図っています。その一例が2010年6月に行ったアメリカのOSI Pharmaceuticals社の買収です。がん領域の研究開発、商業化に実績を持つOSI社を仲間に迎えることで、新薬の早期市場投入ができると期待しています。当社のグローバル戦略においても、「世界の人々の健康に貢献する」という理念実現のためにも、企業買収を含めたアライアンスやライセンスが有効な手法になってきています。






