転職ケーススタディ
成功・失敗事例を通じて転職活動を上手に進めるコツをご紹介いたします。
10年のキャリアが評価され、憧れの化粧品メーカーへ
小林さん(32歳) の転職ケース
ITメディア広告企画 → メーカーの商品PR
年収 : 440万円 → 500万円
- やりがいのある仕事にチャレンジしたい
- キャリアアップ、スキルアップを目指したい
憧れの化粧品メーカーで働きたい
化粧品の業界誌の編集兼ライターを8年やった後、化粧品情報サイトの広告制作業務に2年間携わりました。
元々、化粧品が大好きなんです。毎日毎日仕事であらゆるメーカーの化粧品を試すのですが、こんなに楽しいことを仕事にしててもいいのかしら? なんて思ったりしていました。
その化粧品好きが高じて、いつしか化粧品メーカーで商品企画の仕事がしたいという夢を抱いていました。そして自分の年齢を考え、そろそろチャレンジするべき時期と考え、リクルートエージェントに相談に行きました。
キャリアアドバイザー(CA)さんからは、早々に化粧品メーカーの商品企画の求人そのものがないという事実を聞かされ、いきなり落胆することになりました。でもCAさんは私の化粧品に対する情熱と、前職の経験から得た化粧品に対する幅広い専門知識を高く評価してくれたようで、「リクルーティングアドバイザー(企業担当者)を通して、あなたのことをアピールしてみましょう。潜在的なニーズがあるかもしれません」と言ってくれたんです。嬉しかったですね。
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隠れた求人ニーズにリーチできる強み
この方のように優れたキャリアと専門性を有していながら、それにフィットした求人がない場合、私たちはリクルーティングアドバイザーを通して、求人ニーズを探ることができます。
必ずしもぴったりの案件があるわけではありませんが、企業とのリレーションがあるからこそ実現できることなのです。
内定が出ない日々に心が折れそうに

とはいえ、なかなか感触のいい話は出ませんでした。CAさんが熱心にアピールしてくださったため、興味を持ってもらえて面接には進めるのですが、やはりこれまでやってきたことが商品開発とは全く違うので、該当するポジションがないという理由で内定までは出しづらいようでした。
企業の規模にこだわらず、とにかく会ってもらえる会社には一所懸命アピールしてきたのですが、面接で意気投合したにもかかわらず内定が出ない状況が続くと、さすがにモチベーションが保てなくなりそうでした。でも、CAさんが「あなたの優秀さは、どの企業にも伝わっています。あとはタイミング。自信を持って取り組みましょう」と常に励まし続けてくれたので、なんとか乗り切ることができました。面接が途切れたときも、模擬面接を重ねるなどして、いつチャンスがきてもいいように準備を怠りなく続けたのです。
そして、そんな風に4ヵ月が過ぎたころ、あるメーカーから面接の話が舞い込んだのです。そこは老舗の有名メーカー。私は、嬉しさと同時に、「このチャンスは逃せない」と、一層身を引き締めました。
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辛抱強く待ち、チャンスに備えましょう
なかなか良い結果が出ないからといって、悲嘆に暮れていてはせっかくのチャンスを逃してしまいます。いつ希望の会社の募集があるか分からないので、辛抱強くチャンスを待つ姿勢が大切です。そしてその間、いつ面接があっても自信を持って臨めるように、準備を怠らないようにしておくのが、直前に焦らずいい結果に導くコツです。
ポジションが用意されての入社決定
憧れの老舗メーカーの面接。大いに緊張しつつ臨みましたが、日ごろの準備が万全だったおかげで、自分のスキルと熱意についてしっかりとアピールができました。面接官の方とのコミュニケーションもスムーズで、確かな手応えを感じて面接を終えたのです。
そしてその数日後、CAさん経由でこんな連絡が届きました。「商品開発というポジションでは採用できないけれど、商品PRという部署を新たにつくるので、そこの正社員として迎え入れたい」。
事実上の内定の連絡でした。商品開発ではないにしろ、夢のメーカーに入社してこれまでのキャリアが活かせる仕事ができるというのはとても幸運なこと。私は、一も二もなくそのお話を受けさせていただくことにしました。
今、実際に会社に入ってみると、予想以上に商品開発部の人たちと意見や情報を交わす機会が多いことがわかってきました。私の仕事は、基本は商品のPRですが、いつの日か私の意見が商品に反映されることもあるのかもしれないと、希望に満ちた日々を送っています。
事務・企画職/管理職 担当
藤掛 淳
担当キャリアアドバイザーより
小林さんは、キャリアも専門性も申し分のない方でした。ただ、32歳で未経験、薬学の知識があるわけでもない方が商品開発という職種に就くのは、やはり難しく、当初は面接まで進むもののお見送りになることが続きました。
とはいえ、この方の優秀さはどの企業も認めるところでもありました。ポジションがないから採用できないが、惜しい…という声が少なからずあったことも事実。そして、不合格の連絡が相次ぐ中でも緊張の糸を切らすことなく努力を続けた結果、大きなチャンスを勝ちとることに成功されたのです。
基本ですが、諦めないことの大切さをつくづく感じたケースとなりました。
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